2020年の応募者数は700名以上。首都圏屈指の難関校となりました。
「お話の記憶」に常識問題が盛り込まれているほか、複合問題も多く出題されるので、全分野の基礎学習が欠かせません。また行動観察では、自分の意見をはっきり述べることも重視されますので、普段から声掛けとともに問いかけも行ってください。
ペーパーテストの設問そのものはオーソドックスですが、約13倍の高倍率なので、1問ずつのウエイトは極めて大きく、ケアレスミスは許されない、と考えたほうがよいでしょう。そのためには、やはり繰り返し学習して、それぞれの内容をしっかり定着させることが重要です。課題制作では、巡回する先生に「何を作っているか」「どうしてそれを作ったのか」などを訊かれます。手を動かすだけでなく、しっかり応答できるようにしておきましょう。
都内屈指の進学校であるとともに、短時間で難問を数多く解かなければならない、という難易度の高い入試を行っています。ケアレスミスによる失点も避けたいところですから、しっかりとした事前学習が求められます。繰り返し学習も必須なので、お早めのご購入をおすすめします。
当校は、口頭試問・個別テスト形式で出題されます。問題を解くための学習はもちろん、出題者の話をきちんと聞くことや、言葉で伝える能力などを定着させるため、繰り返して対策する必要があります。
難しい問題や複雑な問題は出題されないものの、合格のボーダーラインは高いので、ミスをなくし、解答の精度を上げるための学習が必須です。繰り返し学習することで、理解を徹底させましょう。また、指示の多いサーキット運動や、「貼る」「塗る」の技術を求められる制作課題なども練習しておきましょう。
当校では、推理分野の問題が独自の形式で出題されることが特徴です。また「お話の記憶」や図形の問題は、オーソドックスな出題がされるものの、細かいところまで聞き取ったり観察したりする必要があります。また、お子さまについて、細かいところまで観られるのも当校の特徴です。
ひらがな(自分の名前)が出題されることがよく指摘されますが、そこについてはさほど問題はないでしょう。
むしろ、言語や系列の問題で、他に見られない切り口の出題がなされること、また時間制限が厳しく、焦りがちになってしまうことが注意点です。問題として他と違うことが問われるわけではなく、いわゆる「ひねった」問題なので、解答の糸口を見つける、思考の柔軟性が問われている、と考えられます。
学習においては、通常とは異なる角度からも問われても迷わないよう、単元ごとの必要事項をしっかり定着させてください。